バイリンガルやトリリンガルの思考回路

あなたは、2ヶ国語以上話しますか?それとも、これから外国語をしゃべれるようになりたい!というお気持ちの方でしょうか?

今回の内容は、前者の方には、「確かに!」と思ってもらえて、後者の方には、「そうだったんだー!」と思ってもらえる

「思考する言語で思考回路と性格が変わる」

についてお話したいと思います。

結論

結論から言えば、話す言語で思考回路や性格は変わります。

これらの要因は様々なことが考えられます。

まず第1に、文化の違い

アメリカで英語を勉強して、英語を話したら、アメリカ人が一般的に楽天家でポジティブなので、英語を話すときに、性格まで楽天的でポジティブになります。

これが、フランス語だったら、フランス人は批評をするのが好きなので、フランス語を話すときは、批評発言が自然と増えます。

日本語を話すときは、人を敬う文化なので、話し口調も人を敬うようにして話すようになります。

第2に、文法の構造の違い

英語もフランス語もラテン系の言葉は、主語の次にすぐ動詞を持ってきて、結論重視の話し方をします。

ラテン系の言葉:私は、決めた、仕事をやめることを

日本語:私は、仕事をやめることを、決めた

この文を例にとると、一番大切なことは、何か決断を下したということです。
ラテン系の言葉だと、決断を下したという一番伝えたいことが先にきますが、日本語だと、仕事をやめることを迷っているのか、決めたのか、考えているのか、それともお友達が仕事をやめるという話をしているのか、最後になるまで分かりません。日本語の「曖昧さ」「白黒つけない」という気持ちが現れています。

日本語では主語が80%省略されていることからも、誰のことを言っているかわからないということが起こるため、必ず主語をいれる英語やフランス語に比べて曖昧なお茶を濁す文化だということが分かります。

こうしたことからも、日本語を話すときは何となく曖昧にしたい気持ちが出て、英語やフランス語を話すときは、はっきりと何を伝えたいのかを言いたいという気持ちに自然となることが分かります。

第3に、頻出用語の違い

言語によって頻出用語が変わります。

フランス語などのラテン系の言葉だと、よくスラングが使われます。日本語ではあまりスラングはないかと思います。私は、外国人としてなるべく使わないようにしていますが、やはり周りが使っているのを聞いていると自然にその単語を使い出してしまうので、フランス語をしゃべっているときは、日本語をしゃべっている時の自分よりも言葉遣いが悪いのでは?と思うときがあります。

話し相手で思考回路が変わる

また、一緒に話している人と使う言語によって、その時の思考回路の言語が変わります。

スコットランド人の上司との会議について考えているときは、全て英語で考えて、英語で考えを伝えます。このとき、スコットランド人の上司と一緒にいなくても、その上司と行う会議について考える場合、準備期間も全て英語で考えます。

それに対して、フランス人の上司との会議を準備するときは、全てフランス語で考えて、日本人の上司との会議は、全て日本語で1~10まで考えて発表します。

日本の家族について考えているときは、日本語で全て考えます。
でも、もし日本の家族について、フランス語を使って、フランス人に説明するときは、フランス語でその話す内容を考えます。

でも、日本で生まれて日本で育っているので、やはり日本の文化が一番しっくりとくるので、文化の観点からも日本語が一番落ち着きます。

本も、日本語だとパラグラフ毎に読めても、英語やフランス語だと、パラグラフ毎だと、どこか大事な情報を見落としているかもしれないと不安になり、フレーズ毎でしか読めないため時間がかかります。

このように、文化、言葉の構造、頻出用語などの観点や一緒に話す人によって、思考する言語や使う言語で性格が、2重にも3重にも変わります。

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