発音が通じない!あなたの話す外国語を理解してもらう8つのコツ

 

「フランスのどの地域の出身?」

「全然アクセントないわね!」

「フランスで生まれ育ってないの?」

 

フランスに住んでもうすぐ10年。

このようなことを度々言われます。

 

フランス語を習い始めたのは20歳の時。

 

大人になってからです。

 

スペイン語のレベルはまだまだですが
発音だけは褒められます。

 

何度も言われると慣れるもの。

 

ですが

 

今でも言われる度にうれしくなります:)

 

発音を褒められると嬉しくなるだけじゃなくて
こんなベネフィットがあります。

 

  • ネイティブみたいな発音をすると
    ゆっくり話しても文法間違えても
    それでもネイティブに間違われる
    (ネイティブも文法間違えるので)
  • 外国語の習得速度が早くなる

 

さらに私が実体験を踏まえて思うことがあります。

 

日本語を話す、もしくは勉強している外国人と話すとき
日本語の発音の上手な外国人と話すほうが

ストレスが少なく
リラックス度が高まり
余分な集中力を使わずに済み
もっと話したい!
もっとこの人を知りたい!

 

そう思いました。

 

と同時に

 

「私性格悪いのか?!」

 

とも思いました・・。

 

でも、周りの外国人に聞いても
同じように思うそうです。(安心・・。)

 

でも何よりも

発音が良いことで得すること

 

それは

 

外国語習得スピードが速くなる!!

 

ということですね。

 

 

では、実際どう発音をよくできるのか?

 

因みに、

 

発音記号をひたすら勉強する

 

ではありません。

 

もちろん知っておいたほうがいいですが・・。

 

 

実体験、フランス語を教えてた経験を交えて
発音をよくする8つのコツを書きます。

 

 

 

1.音に慣れる

 

何といってもまずは

音に慣れることが大切です。

 

習い始めだろうが
中級レベルであろうが
上級者であろうが

 

習っている言語をたくさん聞くこと

 

すごく大切です。

 

リスニングは発音だけじゃなく
オールマイティに外国語能力をあげてくれます。

 

そのため

 

ポッドキャスト、映画、ニュース音楽などを使って
通勤中や散歩中
少しでも時間があればリスニングに時間をあててください。

 

でも

 

ここで注意して頂きたいのは

 

リスニング方法

 

ぼーっと流し聞きをするのでは
効果はあまり期待できません。

 

経験済みです。

 

効果は低かったです。

 

リスニングをして効果があるのは

 

理解しようと
積極的に
聞いているときのみ

 

そのため

 

集中して内容を理解しようとしているときに
リスニング力はあがります。

 

リスニングの材料としては

 

必ず

 

あなたのレベルにあったもので
辞書を見なくても
聞いたら大部分はわかるくらいのもののほうが良いです。

 

もしくは

 

トランスクリプト付きのものも
おすすめです。

これなら多少難しくても
あなたのレベルに合わせて
聞く前もしくは後に
分からない単語の意味を確認することも可能です。

 

超初心者なら

 

テレビや映画ではなく
短い基本構文や単語の音を聞いて
外国語の音に慣れましょう。

 

学習対象言語の音を聞けば聞くほど
その音に慣れれば慣れるほど
発音は良くなります。

 

まずはたくさん聞いてください。

 

たくさん聞くことが

第一ステップです。

 

2.ミニマルペアとフィードバック

 

たくさんのリスニングを
同時並行にして頂きたいこと

 

それが、「ミニマルペア」の練習です。

 

新しい言語を学習するとき
たくさんの新しい音を聞くようになります。

特に日本語は母音が5つしかないのに
英語やフランス語など多くの外国語は
日本語と比べて母音がたくさんあります。
子音も難しいです。

 

この新たな音に効率よく慣れるには
「ミニマルペア」で練習するしかありません。

 

ミニマルペアとはそもそも

2つの単語を1対として、それぞれの単語の中で1つの音だけが異なる単語のペアです。

例えば、ROCK とLOCK

RとLしか違いません。

このように1つの音だけが異なる2つの単語のペアです。

このミニマルペアを使って学習すると
非常に効率よく発音が良くなります。

上のROCKとLOCKのRとLの違いは
日本人にも難しいものだと思います。

このようなペア単語を聞いて
ROCKかLOCKかどちらかだったかを当てる。

これを何度も繰り返していくと
あなたの脳も新しい音に慣れてきて
少しづつ最初は同じに聞こえていた音も
使い分けることができるようになります。

下記サイトには多くのミニマルペアの練習問題がオーディオ付きであります。
(英語のみ)

非常におすすめできるサイトです。

http://www.manythings.org/pp/

 

余談ですが

 

2002年、Carnegie Mellon大学
心理学者James L. McClelland氏が行った実験でも
ミニマルペアとフィードバックの良さは証明されています。

 

実験内容は

 

呼び寄せた日本人を2つのグループに分けて
ヘッドフォンを付けさせ
ROCKとLOCKをランダムに聞かせて
どちらが聞こえたかを当ててもらうものです。

グループ1には
1時間ひたすらROCKとLOCKを聞いてもらい
どちらが聞こえたかを当ててもらいました。

グループ2にも
1時間ROCKとLOCKをひたすら聞いてもらったのですが
随時フィードバックもしていきました。
正解を言ったら緑色が点灯し
不正解の場合赤色が点灯します。

 

結果、

グループ1は実験中
全く上達の表れがなかったのに対し

グループ2はRとLの違いを学習し
最終的にはたった1時間のフィードバック付き学習で
80%の正答率を得たという結果が出ました。

 

「たった1時間で!?」

 

と私は思いました。

 

でも確かに私もたくさんの訂正を受け
根気よく訂正してくれた人たちがいて
今の発音があるんだと改めて思わされた実験結果でした。

 

この実験からわかるように
人はフィードバックを得ることで
学習能力が高まるので是非ネイティブの友達や先生に
随時訂正してもらうと非常に良いです。

 

3.国際音声記号を確認する

 

国際音声記号とはいわゆる
辞書に載っている発音記号のことです。

個人的に覚えたくない方は
覚える必要はないと思いますが
言語習いたてのときは
まだそれぞれの単語をぱっと見ただけでは何と読むかわからないと思います。

 

そのため

 

読み方を知っておくと便利なので
一度は目を通すことをおすすめします。

 

また

 

口を大きく開けて・・なども書いてあるので
是非一度図を見ながら口の使い方の練習をしてください。

 

発音は初めが肝心です。

 

下記サイトは、国際音声記号がだしている
発音記号の一覧表です。

カーソルを発音記号の方は移動させて
色が水色になったらそこをクリックしてください。

詳細を見ることができます。

音声もあるので発音も確認できます。

http://www.yorku.ca/earmstro/ipa/index.html

 

4.大きな声で、ゆっくりハキハキ

 

誰でも外国語を習いたてのときは
自信のなさから声が小さくなりがち

むしろ、声が小さくなっていること自体にも気付かないこともありますね。

それでいて

ネイティブから

「あなたの言っていることが分からない」

なんて言われて

「何で通じないんだろう」

と落ち込んだりします。

 

あとは

 

ボソボソっと口先で言ったり
早く話したほうがいいと思って早く話したり・・・

 

外国語をしゃべるときは上級者以外は

 

「大きな声で、ゆっくりハッキリと
1単語1単語の発音に
注意をしながらしゃべってください」

 

こうすることでネイティブから

「分からない」

と言われることが格段に減ります!

また、一つ一つの単語の発音に気を付けることで
自然に正しい発音が身に付きます。

なぜならそのほうが周りのネイティブが
訂正してくれる率が上がるからです!

 

5.イントネーションとリズム

 

どの言語にもそれぞれ異なる
イントネーションとリズムがあります。

発音記号を抑えても
イントネーションとリズムがいまいちだと
「???」な反応になることもしばしば

イントネーションとリズムが大切な理由は
2種類に分かれます。

1つはイントネーション次第で
意味が変わるから。

例えば、カフェでウェイターさんに

「How’s the muffin, madam?
(マフィンのお味はいかがですか?)」

と言われて

「MMMM(んーーー)」

というお客さん

このMMMというのは
イントネーションが下から上に行くと
「美味しいわ」
ということですよね。
でも抑揚がない場合や上から下に下がる場合
回答に困っていたり、満足していないということになります。

こうしてイントネーションによって
意味が変わっているので
イントネーションは大切なんです。

2つ目は、文法構造からくる
イントネーションとリズム

例えば、質問文を言うとき

いわゆる

‘who’, ‘what’, ‘why’, ‘where’, ‘when’, ‘which’ と’how’

を使うときやYESやNOで答える文ですね。

‘What’s your name?’や’Have you studied there before?’

経験上、リズムやイントネーションを上達させるには

ネイティブとの会話や映画などで

どこを強く読むか、どこを弱く読むか

どのタイミングで上から下に抑揚しているか

を注意深く見る方法が一番です。

 

このイントネーションとリズムですが

注意深く観察して

まるで歌を覚えるときのように
リズムを覚えるようにして

「コツ1」で紹介したように
たくさん聞いて音に慣れていくと

自然と身に着くものです。

 

自然と

 

と言いましたが

 

ここで重要なのは

 

聞くときに
注意深くイントネーションとリズムを観察すること

 

流し聞きはよくありません。

 

最初はわからなくても

 

ある日突然

 

「こうするんだ!」

 

とひらめきます。

 

そのひらめきを待って
ひたすら注意深く聞いてください。

1日5分でもいいんです。

2、3日に1回5分でもいいんです。

 

継続は力なりです。

 

6.ネイティブに訂正してもらう

 

すごく効果的です。

 

私のネイティブ並のフランス語の発音は
主にここから来たと思います。

 

「コツ2」で紹介したように

人には学習能力があり

訂正をされることで

学習能力が上がります。

 

ネイティブの先生やお友達に
積極的に
間違えているところを直してもらうよう
頼みましょう。

 

7.鏡を使う

 

話す言語が違うと口の使い方も変わります。

息、口、舌、歯

それぞれ異なった働きをもっています。

 

そのため

 

実際に自分の口がどのようになっているのかを
確認するために鏡を使うことも1つの手です。

一番良いのはネイティブの先生や友達に
音を出してもらい、あなたも鏡を持って
口、息、舌、歯の状態が同じになっているか確認しながら真似をすること。

でももしネイティブがいないのであれば
YOU TUBEなどでも良いです。

真似てください。

 

8.録音する

 

ストイックな方は自分の音を録音する手もあります。

私は録音が基本的に苦手なタイプなのでこれはしませんでしたが
(スポーツ上達のためにビデオを取られるのも嫌いです)
本当は発音力を上げるには非常に効果的なことです。

 

自分で言って、自分で聞いて、自分で直すことによって
どこに強弱をつけるべきか
どう発音すべきかがより一層理解できるようになります。

 

今はどんな携帯でも録音機能があるのでそれを使うのも良いです。

 

 

 

以上、8つの発音上達に向けてのコツを紹介させて頂きました。

 

全て大人になって外国語を学習して教えていた私の経験
リサーチなどから来ています。

発音が良いと学習スピードも高まり
ネイティブとの関係も良くなり

良いことずくしです。

 

 

 

 

 

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