オーガニック食品の通訳
コロナもあって久しぶりの通訳でウキウキしたので投稿します。
2014年に紹介で出会い、通訳や翻訳をさせて頂いているお客様が3年ぶりにフランスにいらっしゃいました!
コロナ前は毎年の来仏だったので、約3年ぶりにいらっしゃることを聞いて嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした!!
今回のお客様は、
「毎日の健康と美容を美味しくサポート。体に優しいものは地球にも優しいから…」
の想いで低GI値等で有名なオーガニック甘味料アガベシロップを日本で初めて輸入し
今では、世界各地で生産されるオーガニック商品を輸入されている
(株)アルマテラ様です。
フランスへは、アガベを使ったチョコレートを製造している
南フランスのピレネー山脈の麓の小さな町に工場を構えるダーデン社とのお取引のためです。
(フランスにはビオショップに置いてあり、アガベパワーのおかげか、このチョコレートだけは食べすぎても頭痛がおきません!!だから商談中の試食でついつい食べ過ぎてしまいます・・・⇒でも、通訳中は頭フル回転ですぐに疲れるので食べるのも仕事という言い訳を自分自身にしながら試食に参加しています(笑))
さて、今回はコロナの間にダーデン社がボルドーにダーデンカフェをオープンし
最新の設備を備えた新工場へ引越しとなったので
いつもの商談通訳に加えて、ダーデンカフェ、新工場での通訳もさせて頂きました。
楽しかったです!!!
久しぶりにご夫婦(家族経営)にお会いできたことも
とても、とても嬉しくて
まるで家族に久しぶりに会うような
そんな感覚でした。
アルマテラ様は
普段のやり取りでダーデン社と複雑な話になるときや
様々な資料の翻訳を通して
通年関わらせていただいています。
(普段は、お互いのコミュニケーションで困ったときにボタンを押したらお助けマンとして登場する感じの役割でしょうか?!)
そのため
久しぶりに対面であえた時の感動は
とっても、とっても大きかったのです。
さて、通訳に関して
まずはボルドーにあるダーデンカフェへ。
お店のコンセプト、哲学、商品などについて通訳をしました。
翌日は
3時間かけてピレネー山脈の麓にある
(このような自然あふれるところなので自然好きとしてはテンション上がります!)
ダーデン社の工場へ向かいました。
まずはダーデンやチョコレートの歴史がわかる
ダーデン美術館見学の通訳。
その次はダーデン新工場見学の通訳をしました。
(美味しい香りが漂っています)
最新の機械を導入したので
私も「どうなったのかなー」
という好奇心をもちながらの通訳でした。
翌日も新工場見学の通訳と商談。
そしてまた3時間かけてボルドーに戻り
翌日午後ご夫妻と一緒にパリに戻りました。
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この商談を通して思ったこと。
それは
私って通訳好きだな、ということ。
でも大勢の前でカンフェランスやシンポジウムとかじゃなくて
(中学生の時に英語の暗唱大会で自分の名前を忘れてから舞台が苦手)
商談や社内・社外面談とかが好きなんです。
何が好きか?
2社、もしくは2者の関係性が良くなっていく
構築されていくのを見るのが好きなんです。
最初はお互い緊迫して様子をみあっていても
次第に通訳を介してお互いウィンウィンになる関係性をもち
その先は通訳を介さずとも
語学のハンディキャップがあっても
ウィンウィンの信頼関係を持つことができるようになる。
その様子を見ていく
サポートしていくのが
好きです。
何だか、にっこりしちゃいます。
特に、アルマテラ様は
長くお付き合いさせて頂いているなか
本当に1通訳の私を大切にしていただき
一緒に仕事をしていくなかでたくさんの学びを与えてくださるので
自分自身の成長にもつながっています。
このご夫妻のおかげで
通訳としての自信も得られてきたと感じます。
このような関係のお客様がいらっしゃるのには
本当に感謝します。
因みに
商談の後は
また3時間かけてボルドーに戻り
翌日午後ご夫妻と一緒にパリに戻りました。
(ホテルに着いたら、日本からのお土産が山のように!もう感謝でいっぱいで2日間程リビングに広げて眺めていました(笑))
っと。これで終わりではなく
その翌日はパリ視察。
オーガニック、サステーナブル、エコロジーを掲げている
お店等に視察に行きました。
そして
おしまいです。
今「おしまい」と書きながら寂しくなってきました。
が、まだお取引はあるので
今後も良い関係性が築けられたらと、それを願います。