海外生活に適した性格と住むことによって得られる効果
「海外で生活に適した性格とは」
何だと思いますか?
正直に言うと、
「こういう性格じゃないといけない!」
というのはありません。
それでもこういう性格であったほうが
住むにあたって良いだろうというのはあります。
また、性格というのは様々な新たな環境に影響をうけ
変わっていきます。
そのため、この記事を読んで当てはまらないからといって
私には向いていないと思わないでくださいね。
1.ポジティブ!悩みすぎない!
海外に住んでいると日本では起こりえないような
びっくりするようなことにたくさん遭遇します。
洗礼・・・
といいましょうか。
例えば、ひったくり。
メトロに乗っていて、1人の女性が親しげに話しかけてきます。
あなたはその女性に気を取られ
その間に、子供たちにひったくりされることがあります。
まさか子供にひったくりされるなんて
日本では起こりえないし
家族でグルになっているなんて
悲しくなりますが、国が変われば状況も変わります。
起こったことは過去のこと。
前向きに、ポジティブに
今後はこういうことは起こらない!
と忘れることが一番の特効薬です。
そして悩んでていても仕方がないと少しずつ
思うようになり、時間とともにポジティブに
物事を考えるようになります。
そしてこのような体験を元に、
危機管理能力が高まります。
2.積極的に動く
未知の国、あなたが知らない国
あなたが知らないことだらけです。
「わからない」
それは当然のこと!
だからこそ、積極的に情報収集しましょう。
早く環境に慣れるにも
お友達を無理やりにでもたくさん作って
交流の輪を広げるに越したことありません。
お友達を、知り合いを積極的に作りましょう。
日本人でも、外国人でも、現地人でもいいです。
大切なのは、孤独にならないこと。
大きな都市なら日本人会があるはず
名古屋会や慶応大学の会などあるはずです
現地の人で日本語を勉強している人との交流会もあるはずです
もし僻地にお住みの場合は今は世界中のお友達を
作るサイトがあるのでそれを利用して
スカイプやチャットで近くに住んでいる人を探すこともできます。
お料理教室やテニスクラブなど習い事に通うのも良いです。
テニスなどのスポーツや音楽関係だと言語も関係ないので
言語がまだ発展途上の方でも安心です。
できることはたくさんあります。
積極的に、プロアクティブに動く癖を
日本にいるときからつけておくと良いです。
でも、時間と共に積極的に動かないと!
と思うようになるので
あなたも自然に積極的になります。
そして積極的に動くことで
プライベート、仕事も日本にいるときより
充実しますよ。
3.コミュニケーション力
海外に住むということは、日本人とは異なる
性格をもつ人に囲まれて生活をするということ。
ということは、文化の異なる人とコミュニケーション
をするということ。
日本では、控えめ・謙遜が美徳とされますが
外国では、積極的に自己主張をすることが良しとされています。
日常のディナーの席で、日本の政治について聞かれたら
答えることができるようにしないと日本の恥です。
会議の席でも自分の意見を
論理的に言えるようにする必要があります。
英語やフランス語などラテン系の言語は特に
論理を大切にする言葉です。
何事も論理立てることが大切です。
今どう論理立てて話すかわからないかたも
そういう人に囲まれて話していて
気を付けていたら
論理立てて話すことができるようになってきます!
海外に住むことによって、
自分の意見を言う力やアピール力が身に付きますが
日本にいるときから
様々な国の人と知り合える場を作って
コミュニケーション力を鍛えることができるといいですね。
周りにいない場合、インターネットで検索すると交流会
など開催されていますし、言語パートナーを見つけてもいいかもしれません。
4.柔軟性・適応力
どんな環境でも楽しめる、楽しめないような出来事が起きたら
対処法、ストレス解消法を自分なりにもっていることが大切です。
海外では思わぬハプニングに見舞われます。
海外に住んだことない方、
郵便物は届くものだと思っていませんか?
私の住んでいるフランスではそうとは限りません。
DHLやUPSなどのサービスを使っても
なぜか斜め前のお店に届き
さらにお店の人が自分宛てでないのに
署名していたことが過去2年で2度ありました。
郵便配達員が置く不在届。
自宅に1日いたのに不在届が入っていました。
アパートの上まで登りたくなかったようです。
これは毎回のことです。
このように海外にいると当たり前だったことが
当たり前でなくなります。
こういう「洗礼」を乗り越えるには
ここは日本ではないから仕方がないと
型にはまらない思考や受け入れる力をもつことが大切です。
この「適応力」「柔軟性」は
今企業が求めている能力でトップ3に君臨していますよね。
海外に住むことができた人は
自信をもって面接のときにエピソードを交えて
「適応力」「柔軟性」あります!
とお伝えください。
自然に様々な問題、違いに遭遇することで
「適応力」「柔軟性」が否応なしに身に付きます。
面接では、伝え方次第で相当プラスになります。
そして、失敗を前提にして挑戦し続けましょう。
チャレンジ精神を身につけましょう!
5.自分をもつ
自分という羅針盤を持っていることは非常に大切です。
人の意見に流されすぎず、人と違うことを恐れないでいること。
現地では、
こういうことをするのが好き
こういう目標がある
こういう生活スタイルがいい
こうしたら幸せを感じることができる
こうしたらストレス発散ができる
というのを知っていたほうがいいです。
特にお1人で海外へ出る方はなおさらです。
自分がどうしたいのかということがわかっていれば
多少何が起こっても再度復活することができます。
更に、上記にもお伝えしましたが
意見を求められることが非常に多いです。
私はOOに対して、OOという考えを持っている
こう言えるようにすることをおすすめします。
例えば私たちの場合日本人なので
日本の政治、宗教、文化、哲学、地理、歴史、習慣
これらについては自分なりの意見をもつよう
知らなかったら今のうちに調べておいたほうが良いと思います。
海外に住むことで
積極的に自分の意見を言う能力が身に付きます。
あなたという人間が1人で生活
もしくは少ない人と支えあって生活することで
強くなります。
これは、仕事でも役に立つことですし
あなた自身の人生をより充実させます。
以上5点、必ずしも海外に出る前から
持っていないといけない素質ではありません。
身に着けていたほうが良いに越したことありませんが
全て海外生活で
あなた次第で
時間と共に
養われます。